各組織において打ち抜き装置にてリング状試験片を得ることに成功した。また、培養溶液中にて引張り試験を行うことにより生体に近い状況下での力学的データを得ることにも成功した(→論文リスト(1)-(3))
。強膜組織において環境温度依存性が認められた(図1)。
また強膜、脈絡膜の両組織において位置依存性があることが明らかとなったが、相関は認められなかった(図2)。さらに強膜は主成分がコラーゲン繊維であることから異方性の検討を行い、異方性は無いことが確認された(図3)。 |
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図1
強膜における環境温度依存性
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